古河電工,自動車アルミ材を高品質溶接

古河電工は,自動車用アルミニウム合金の溶接欠陥を抑制するファイバーレーザー溶接技術を開発した(ニュースリリース)。

近年,自動車の燃費向上,CO2排出量削減を目的として車体軽量化の要求が高まっており,自動車用部材への各種アルミニウム合金の適用が拡大している。

自動車の組み立て工程において,高速,高品質溶接が可能で生産性の向上が期待できるファイバーレーザー溶接は必要不可欠な技術となっている。一方で,アルミニウム合金の溶接においては,一見良好な溶接外観であってもビードの割れや溶接部内部にブローホールが発生しやすく克服すべき技術課題となっていた。

今回開発したレーザー溶接技術は,同社がかねてから開発を進めていたビームモード制御技術と溶接条件の最適化により,アルミニウム合金の溶接欠陥を大幅に削減したという。

なお,この技術は,同社千葉事業所内レーザアプリケーションラボにて導入検討ができる。同社は今回の技術により,自動車用車体の軽量化による燃費向上,CO2排出量削減に大きく貢献するとしている。

キーワード:

関連記事

  • オキサイド、フェムト秒レーザのポーランドFluence社と業務提携

    株式会社オキサイドは2026年4月21日、ポーランドのフェムト秒レーザメーカーであるFluence Technology(以下、Fluence社)と業務提携を締結した(ニュースリリース)。両社はフェムト秒レーザ分野におけ…

    2026.04.30
  • IPGフォトニクス、深紫外ナノ秒レーザーの新シリーズを参考出品【OPIE26】

    IPGフォトニクスは、OPIE26において266nmの深紫外ナノ秒レーザーを参考出展した。 出力は10Wで、最大パルスエネルギーは2μJ。繰り返し周波数が<2.7kHz、ビーム品質が<1.2の仕様となっている。また、同社…

    2026.04.24
  • セブンシックス、オムロンからレーザー加工技術を譲受

    セブンシックスは2026年3月31日付で、オムロンからレーザー加工関連技術および資産を譲り受けたと発表した(ニュースリリース)。 今回の譲受には特許11件を含む知的財産に加え、設計・製造関連資産,ソフトウェア、図面、保守…

    2026.04.10
  • 【解説】オキサイド、半導体後工程向けレーザー加工装置事業を強化

    オキサイドは、台湾のレーザー微細加工装置メーカーBoliteと業務提携に関する基本合意を締結し、半導体後工程向けレーザー加工装置事業の強化に乗り出す。これまで同社は深紫外レーザーなどの光源技術を活かし、主に半導体前工程の…

    2026.03.17
  • アマダ,ブルーレーザーを搭載した3次元レーザー統合システムの受注を開始

    アマダは,3次元レーザー統合システム「ALCIS-1008e」のブルーレーザー発振器・スキャナーヘッド仕様の正式受注を開始した(ニュースリリース)。 「ALCIS(AdvancedLaserCubeIntegratedS…

    2025.11.07

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア