トリナ・ソーラーは,2019年5月28日,高効率のN型単結晶シリコン(c-Si)i-TOPCon(Tunnel Oxide Passivated Contact:量産型)太陽電池セルで,変換効率24.58%という世界記録を樹立したことを発表した(ニュースリリース)。
今回,世界記録を達成した両面発電型セルは,244.62cm2の大型サイズのウエハーに,表面にボロンエミッタと裏面にパッシベーション膜を用いた高度なi-TOPCon技術を用いて,低コストな量産プロセスで製造された。
両面発電型セルは,表側の変換効率が24.58%を達成した。この結果は,ドイツの独立認定機関「ISFH CalTeC」によって確認されたとしている。