トプコンは,レイアウトナビゲーター「LN-100」(通称:杭ナビ)用に,スマートグラスを採用したウエアラブルシステム「杭ナビVision」を発売した(ニュースリリース)。
杭ナビ「LN-100」は,簡単設置・自動追尾などの機能で,従来2人で行なっていた作業を簡単に1人で行なえるなど,建設現場における杭打ち作業を効率化させるナビゲーター。
今回発売した製品は,スマートグラスに操作画面を表示し,音声コマンドで操作する。これまで必要だったコントローラーの画面と手元のプリズムへの視線の行き来や,測定値の記録・次の点の指示などコントローラーの操作が不要で,直感的に素早い操作ができ,作業効率を向上させるという。
また,帳票を作成しメールで送信するソフトウエア「杭ナビ帳票」を付属。現場作業の終了後,すぐに事務所へ帳票を送ることができる。
同社は,杭ナビ「LN-100」の活用で生産性が2倍(2人作業→1人作業),さらに「杭ナビVision」の活用で,従来の「LN-100」による杭打ち作業に比べ約25%も作業効率を向上させることが可能としている。