オーシャンフォトニクス,「世界で最も黒い物質」販売開始

オーシャンフォトニクスは,英国Surrey Nanosystems Ltd.の超低反射性物質「Vantablack®」の販売を開始した(製品ページ)。

この製品は,地上で最も黒い物資としてギネスブックに登録されているブラックコーティング。反射率が0.2%と極限まで低くほとんど光を反射しないため,立体物に塗布した場合,人間の目には2次元の物体に見える。

衛星搭載の黒体校正システムの一部として開発されており,独特の物理的特性と光学的特性を活かし,衛星搭載機器から美術品まで様々な用途のコーティング材として幅広い利用が見込まれているという。条件(材質,大きさ等)によっては反射率0.036%のコーティングも可能だとしている。

また同社は販売開始を機に2019年4月24日~26日にパシフィコ横浜で開催される展示会「OPIE’19」にて「世界で最も黒い物質Vantablackの開発状況と今後の展望」と題したセミナーを開催する。

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