東海光学,真福寺事業所を拡大

東海光学は,真福寺事業所(愛知県岡崎市)を拡張し,第二工場を建設する(ニュースリリース)。工場完成は2019年11月を予定。

同社はコーティング関連設備を増強し,需要が増えるレーザやセンサーなど国内外の光学市場に向けて,光学機器・部品の開発・販売・生産を強化すると共に,眼鏡の海外展開を促進する。

今回の建設で真福寺事業所は床面積約2,900m2を増築,既設の工場と合わせて延べ床面積7,500m2に拡張し,生産能力を2倍にする。総工費は約10億円。

拡張部分には,照明のLED化を推し進め,工夫の施された外壁・屋根材や空調システムを採用することで,断熱性を確保し空調効率アップを図るなど,環境に配慮したつくりになっている。また,内部ドアにスライド引き戸を採用するなど,デッドスペースの軽減とバリアフリーを実現することで,働きやすい環境づくりを行なうとともに,地元の雇用創出にも貢献していくとしている。

その他関連ニュース

  • santec,光部品の生産能力増強のため新工場を設立 2024年11月05日
  • 積水化学,自動車HUD用中間膜向け増産ライン設置 2024年08月01日
  • 浜ホト,半導体レーザーの増産に向け新棟建設 2024年07月31日
  • 三菱ケミ,EUV向け感光性ポリマー生産能力を増強 2024年06月17日
  • DNP,第8世代向けメタルマスク生産ラインを稼働 2024年06月13日
  • 三井化学, EUV露光用CNTペリクルの生産設備を設置 2024年06月03日
  • EX-Fusion,レーザーフュージョン研究施設を開設 2024年04月05日
  • SSS,タイの事業所で光半導体製造を開始 2024年03月29日