東海光学は,真福寺事業所(愛知県岡崎市)を拡張し,第二工場を建設する(ニュースリリース)。工場完成は2019年11月を予定。
同社はコーティング関連設備を増強し,需要が増えるレーザやセンサーなど国内外の光学市場に向けて,光学機器・部品の開発・販売・生産を強化すると共に,眼鏡の海外展開を促進する。
今回の建設で真福寺事業所は床面積約2,900m2を増築,既設の工場と合わせて延べ床面積7,500m2に拡張し,生産能力を2倍にする。総工費は約10億円。
拡張部分には,照明のLED化を推し進め,工夫の施された外壁・屋根材や空調システムを採用することで,断熱性を確保し空調効率アップを図るなど,環境に配慮したつくりになっている。また,内部ドアにスライド引き戸を採用するなど,デッドスペースの軽減とバリアフリーを実現することで,働きやすい環境づくりを行なうとともに,地元の雇用創出にも貢献していくとしている。