大川賞,東工大教授の小山二三夫氏らが受賞

大川情報通信基金は,第27回2018年度大川賞受賞者の決定を発表した(ニュースリリース)。

「大川賞」は,情報・通信分野における研究,技術開発および事業において顕著な社会的貢献をした人物の労に報い,その功績を表彰すると共に,情報・通信分野のさらなる発展と啓蒙に寄与することを目的とした国際賞。原則として日本人の研究者1名,海外の研究者1名の2名を表彰する。今回,コンスタンス チャン-ハスナイン博士と小山二三夫博士が選出された。

チャン-ハスナイン博士は,米カリフォルニア大学バークレイ校工学部副学部長,電気工学・計算機科学科ジョン・R・ウィナリー卓越首席教授,清華大学-バークレイ深圳学院共同院長。光通信,光センシング分野における新機能創出による面発光レーザーの先駆的研究が評価された。

小山二三夫博士は,東京工業大学科学技術創成研究院院長,未来産業技術研究所教授。光通信,光センシングの高度化に向けた超高速変調,ビーム偏向機能集積化による面発光レーザーフォトニクスへの顕著な貢献が受賞理由とする。

その他関連ニュース

  • 三菱電機,RIR光学技術など電気科学技術奨励賞受賞 2024年10月30日
  • 元KDDI総合研究所研究者,C&C賞を受賞 2024年10月24日
  • 東芝テリー,2024年度VISION賞を受賞 2024年10月16日
  • クラリベイト引用栄誉賞,信州大の堂免氏が受賞 2024年09月20日
  • 第27回光設計賞,受賞者決定 2024年09月18日
  • 豊田合成と日亜化学,日本結晶成長学会技術賞を受賞 2024年09月10日
  • エドモンド,超短パルス用ミラーがInnovators受賞 2024年08月29日
  • エドモンド,固定焦点レンズがInnovators銀賞を受賞 2024年07月09日