同社は大阪の五鈴精工硝子の合弁会社として2003年に設立された。その後2015年に独立し,独自に製品を製造するメーカー兼,五鈴精工硝子や各国の光学製品・装置の代理店としてビジネスを展開している。
主な製品はガラスレンズとカラーフィルタで,主にカメラやプロジェクターなどに使われている。他にハイパーペクトルカメラに力を入れており,現在では主力製品の一つとなっている。ハンディタイプなども開発しており,用途として工場のラインや研究開発があるとする。
研究用途では台湾および中国の国立研究機関,大学の研究室での採用が多いという。研究内容としては,バイオメディカル,薬品,農業などがある。産業で用いられる場合は,太陽電池パネルや半導体製造ラインでの検査用途に多く用いられている。
現在,同社の売上の30%は中国向けとなっている。こうしたハイパースペクトルカメラやガラスレンズ,プロジェクターの生産は以前は台湾国内で行なっていたが,現在は中国で行ない,台湾に逆輸入している。日本に向けては主にレンズ製品を販売しており,五鈴精工硝子を通じて購入することができる。