エドモンド・オプティクス・ジャパンは,米Lumedica社の一体型高分解能OCTイメージングシステム「OQ LabScope」の発売を開始した(製品ページ)。
この製品は,非常に高価で複雑なシステムを安価に代替できるもの。130万円を下回る価格により,これまで価格の折り合いがつかなかった科学者,研究者,教育者達にとって購入可能なものとなっている。一方,安価ながらも高価なシステムと同等の分解能,フレームレート,出力スペックを持っている。
840nmの中心波長で発振するレーザーを用いており,空気中では2.8mmの深さ,また組織内では2mmまでの深さの検査に適している。5µmの軸方向分解能と15µmの横方向分解能があり,これは高価なユニットの性能に匹敵する。
コンパクトなサイズとコンピューター統合,そして直感的操作を可能にするGUIの採用により,ラボや現場での使用向けに最適。どの経験レベルのユーザーにとっても使いやすく,生体試料イメージングやサンプルの特徴付け,またOCTの教育用にも適している。
システムとのインターフェースを備えている垂直移動ステージ付きのスキャナースタンド,大型モニター,及びワイヤレスのマウス/キーボードを含む,オプションのワークステーションパッケージもラインナップ。全品在庫販売体制により,短納期での供給が可能だとしている。