JVCケンウッドは,JVCブランドより,業務用プロジェクターの新商品として,8K解像度表示に対応した「DLA-VS4810」と,4K解像度表示に対応した「DLA-VS4010」の2モデルを12月中旬より発売する(ニュースリリース)。オープン価格。
同社はこれまで,業務用プロジェクターとして,独自開発の1.27型「D-ILA」デバイスを搭載した8K/4K対応のプロジェクターを市場投入し,てきており,プラネタリムやパブリックビューイング,航空機シミュレーションなどの用途で多くの導入実績がある。
さらに,2017年6月から発売した「DLA-VS4500」では,レーザー光源技術「BLU-Escent」(ブルーエシェント)を搭載。高精細かつ動きに強い映像表現力と,長時間使用における高信頼性の両立を実現した。
新製品は,「BLU-Escent」を搭載したモデルの新ラインアップとなる。これまでの高圧水銀ランプモデルと比較し,高輝度を達成しつつ,長時間使用における低ランニングコストを実現する。また輝度センサーで自動的に明るさを一定に保つ「輝度一定モード」を搭載し,長時間使用での調光作業を軽減する。
さらに,垂直水平レンズシフトに加え,縦置き,スタック設置にも対応。業務用途に求められる機能や使い勝手に配慮した。
同社は両モデルを,4K/8Kなどの高精細映像コンテンツの投映装置として,より臨場感・没入感が求められるプラネタリムやシミュレーター,工業デザインなどの用途に提案していく。また,「8K/e-shiftテクノロジー」を搭載した上位モデル「DLA-VS4810」は,同社初となる8K対応レーザー光源プロジェクターとなる。