アバールデータ,光通信搭載FPGAアクセラレータボードを発売

アバールデータは,FPGAのよるハードウェアアクセラレーションに高速光通信機能を搭載したFPGAアクセラレータボード「APX-AA10L1」を新たに開発,2017年8月21日より発売を開始した(ニュースリリース)。

FPGAによるハードウェアアクセラレータはGPUとは異なり,低消費電力で多様な論理回路を組み合わせることが可能であることから,近年注目されている。

今回開発した「APX-AA10L1」は,アクセラレータ処理にはINTEL社のFPGAであるArria10GXを搭載。分散・統合処理向けに40Gb/sの高速通信可能な光モジュールを2ch,メモリとして72bit幅のDDR4を2系統搭載する。

FPGAは「Arria10」シリーズの1152ピンパッケージを搭載してマイグレーションが可能。ユーザーの目的に合わせた機能を搭載できる。この製品は,クラウド・コンピューティング市場で求められるビックデータの高速処理ボードとしてデータセンター等のシステムに最適な製品だとしている。

その他関連ニュース

  • NTT,光ファイバを通信断なく分岐・合流施工に成功 2024年04月25日
  • NICTら,ISS-地上間で秘密鍵共有と高秘匿通信に成功 2024年04月18日
  • 古河電工,国内最多4000心光ファイバケーブルを発売 2024年04月16日
  • NTTら,米英でデータセンタ間~約100kmをAPN接続 2024年04月12日
  • ドコモら,サブテラヘルツ帯デバイスで100Gb/s伝送 2024年04月11日
  • NICTら,既存光ファイバの伝送容量の世界記録を達成 2024年03月29日
  • 古河電工,CPO用ブラインドメイト型外部光源を開発 2024年03月28日
  • NTT,マルチベンダでの400・800Gb/s相互接続デモ 2024年03月27日