住友電工の林哲也氏,OSA若手研究者賞を受賞

住友電気工業 光通信研究所の林哲也氏は「長距離大容量伝送に適した結合型マルチコア光ファイバ」の開発が高く評価され,Optical Fiber Communication Conference 2017(OFC)において,米国光学会The Optical Society(OSA)より「The Tingye Li Innovation Prize」を受賞した(ニュースリリース)。

同賞は,OSAの会長を務めた故Tingye Li氏が光学・フォトニクス産業の振興に果たした世界的な功績を讃えて2013年に創設された賞。光通信関連で世界最大の国際会議であるOFCと,レーザー・光エレクトロニクス関連で世界最大規模の国際会議であるCLEOにおいて,それぞれ毎年1名の最も革新的なアイデアを提示した39歳以下の若手研究者に授与される。

受賞対象となった講演は「125-µm-cladding Coupled Multi-core Fiber with Ultra-low Loss of 0.158 dB/km and Record-low Spatial Mode Dispersion of 6.1 ps/km1/2,」。現行の光ファイバー伝送技術では対処困難な将来の通信トラフィックの増大に対して,現実的な解を提示したことが高く評価された。

キーワード:

関連記事

  • NTT、通信用DSPチップに光ネットワーク全長の常時監視機能を搭載

    NTTは、光ネットワークの受信端に設置する小型光トランシーバだけで、通信しながら光ネットワーク全長の状態を可視化する機能を、世界で初めて通信用デジタル信号処理チップに搭載したと発表した。専用測定器を使わずに光ネットワーク…

    2026.05.26
  • NTT・クボタ・ドコモ、衛星通信とモバイル通信で山間部のロボット農機遠隔操作を実証

    NTT、クボタ、NTTドコモは、山間部におけるロボット農機の遠隔操作・遠隔監視時の通信安定化と映像伝送の継続性を実現する共同実証実験を実施し、モバイル通信と衛星通信を組み合わせた通信制御、および映像制御技術の有効性を確認…

    2026.05.25
  • 徳島大と岐阜大、420GHz超で初の100Gb/s級無線通信を実証

    徳島大学と岐阜大学工学部の研究グループは、光ファイバー接続マイクロ光コムを用いたテラヘルツ波生成と多値変調技術を組み合わせたマイクロ光コム駆動型テラヘルツ通信システムを開発した(ニュースリリース)。 次世代移動通信システ…

    2026.05.22
  • フォトニクスファウンドリーが、OFC 2026で示した技術戦略と将来展望

     AI普及で通信業界はまさに活気づいている。そんな中にあって、2026年3月17日から19日の3日間、光通信・ネットワーク分野における世界最大の展示会・カンファレンス「OFC」がロサンゼルスのコンベンション・センターで開…

    2026.05.20
  • 神戸賞で、理研・宮脇 敦史氏が大賞を受賞 蛍光タンパク質の開発を評価

    中谷財団は、財団設立40周年を記念して創設した学術賞「神戸賞」における第3回受賞者の決定し、理化学研究所の宮脇敦史氏が「光と生命との相互作用の探究から革新するバイオイメージング」の研究で大賞を受賞した(ニュースリリース)…

    2026.04.21

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア