オハラは,同社の耐衝撃・高硬度クリアガラスセラミックス「ナノセラム™」が,携帯電話の周辺アクセサリー取扱い企業に,液晶保護ガラスとして相次いで採用されたと発表した(ニュースリリース 1,2)。
この製品は,ガラス中に6nmという極微細な結晶を析出させることで,実用的な透過率を維持しつつ,極めて高い耐衝撃性を実現したガラスセラミックス。
従来の化学強化ガラスを上回る硬度と,サファイヤクリスタルガラス以上の柔軟性という,液晶保護ガラスフィルムには理想的な性質を持ち合わせている。
評価試験結果も,高強度(耐衝撃性),高硬度(スクラッチ性能),ドロップ ボールテスト,曲げ強度(しなやかさ)等,ほぼ全ての試験結果で,従来の全てのガラスフィルムの性能を越えているという。
同社ではこのガラスセラミックを,サファイヤクリスタルガラスに代わる製品として様々な用途向けに販促活動を行なっている。