パナ,波長制御によるシニア向けLED照明を発売

パナソニックは,色の鮮やかさや文字の読みやすさを向上させた新開発「あざやかモード」搭載のLEDシーリングライトを,6月1日より発売する(ニュースリリース)。オープン価格。

50~60歳代の眼の悩みとして,約4割の人が「読書や細かい作業をしたとき,すぐに目の疲れを感じる」を挙げており,他の世代と比較して高い傾向となっている。その主な原因は,加齢に伴う視機能の低下によるもので,これは「老眼」や「視力の低下」に加えて,眼のレンズの役割を果たす水晶体が透明から黄色に徐々に変化(水晶体の黄変)し,視界全体が黄色がかって見えるため。

新製品では,色や文字の見え方に着眼し,独自の波長制御技術と2013年から展開している「文字くっきり光」を応用することで,シニア世代が部屋で快適に色や文字を見ることができる波長を実現した。これは,黄みを抑え青みが引き立つ波長制御となっており,さらに明るさもアップした。その結果,色をより鮮やかに,文字を読みやすく照らすことができるという。

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