東レダウ,LED向けコーティング材を発売

東レ・ダウコーニングは,LEDパッケージ設計の自由度を向上させる光学用シリコーン反射コーティング材料を3製品発売した(ニュースリリース)。

新製品であるDow Corning®「WR-3001 Die Edge Coat」,Dow Corning®「WR-3100 Die Edge Coat」およびDow Corning®「WR-3120 Reflective Coating」は,チップスケールパッケージ(CSP)やチップオンボード(COB)といった最先端のLEDパッケージの設計に使用できる。

3製品は,同社が発売を計画している光学用シリコーン反射コーティング材料シリーズの最初の製品。薄く塗布した際に高い反射率を誇り,多くの有機反射コーティング材料に割れや変色が生じる150℃の高温環境下でも性能を保つ。

「WR-3001 Die Edge Coat」は,LED材料として高い熱安定性と光安定性が求められる高出力CSP用製品。従来のディスペンス方式によるプロセスに対応する。

「WR-3100 Die Edge Coat」は,CSPや低出力から中出力のLEDパッケージに適した材料。従来のディスペンス方式の機器に対応し,ショアD65と比較的高い硬度のため,ダイシングプロセスに適している。

「WR-3120 Reflective Coating」は,高出力LEDパッケージに求められる高い熱安定性と光安定性をもつ。今回発売した新製品のなかで最も硬度が高い。プリントプロセスに適し,高反射率のためLEDの性能向上に寄与するという。

同社はあらゆる照明用途における封止,保護,接着,冷却の信頼性と効率化の向上を目指し,LEDのバリューチェーン全体において幅広いソリューションを提供していくとしている。

キーワード:

関連記事

  • 植物と光の関係、光合成から次世代植物工場へ

    5月4日は「みどりの日」ー自然に親しみ、その恩恵に感謝する日として、植物や環境について考える機会でもある。植物の成長を支えているものの一つが「光」である。太陽光を受けた植物は、光合成によって二酸化炭素と水から糖やデンプン…

    2026.05.04
  • 阪大、半極性面InGaNとメタサーフェスで円偏光の課題を解決

    大阪大学大学院工学研究科の市川修平准教授、村田雄生氏、小島一信教授らの研究グループは、アルバックの戸田晋太郎氏と協力し、半極性面InGaN量子井戸とストライプ型メタサーフェスを組み合わせた新しい高効率円偏光源の開発に成功…

    2026.04.30
  • パイフォトニクス、屋外常設対応のLED照明を発売 OPIE’26に出展

    パイフォトニクスは、屋外常設に対応した高耐環境型の光パターン形成LED照明「ホロライト・プロ・シリーズ」を開発し、2026年4月から発売を開始した(ニュースリリース)。主な用途は演出照明や建築照明で、マンションや商業施設…

    2026.04.13
  • 大同特殊鋼、赤外・赤色の高出力点光源LED素子を開発

    大同特殊鋼は、世界最高レベルの光出力を有した赤外(発光波長940nm)・赤色(発光波長650nm)の高出力点光源LED素子を開発した。また、同開発品を透明樹脂で封止した表面実装部品(SMD)も併せて開発した(ニュースリリ…

    2026.04.02
  • 阪大など、メタサーフェスの直接結合で超小型・高効率な円偏光LEDを実現へ

    大阪大学とアルバックは、窒化インジウムガリウム(InGaN)発光ダイオード(LED)に周期的なナノ構造「メタサーフェス」を直接結合することで、高効率かつ超小型の円偏光デバイスが実現可能であることを明らかにした(ニュースリ…

    2026.03.26

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア