奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)光機能素子科学研究室の速水一氏は,2016年12月22日~25日に台湾GIS TAIPEI TECH Convention Centerにて開催された「2016 Global Research Efforts on Energy and Nanomaterials」(GREEN2016)ポスターセッションにおいて,「2nd Prize in Poster Presentation GREEN2016」を受賞した(ニュースリリース)。
受賞した研究題目・論文タイトルは,「Multi-area Imaging Device by Using Implantable Image Sensors for Simple Brain Functional Imaging」。
同氏はこの研究において,システム構成が小規模な脳機能計測デバイスとして,複数のイメージセンサーによる脳内埋植型多点撮像デバイスを開発している。発表では,複数のイメージセンサーを省配線で接続した多点撮像デバイスを試作し,動作を評価した。この技術は,小動物向けの脳機能計測の自由度をより拡充するものだとしている。
同賞はポスターセッション発表者のうち優れた3名を表彰するものとして,ポスターセッション発表者23名のうち3名にAsia Pacific Society for Materials Researchから贈られた。