NAIST速水氏,Poster Presentation GREEN2016を受賞

奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)光機能素子科学研究室の速水一氏は,2016年12月22日~25日に台湾GIS TAIPEI TECH Convention Centerにて開催された「2016 Global Research Efforts on Energy and Nanomaterials」(GREEN2016)ポスターセッションにおいて,「2nd Prize in Poster Presentation GREEN2016」を受賞した(ニュースリリース)。

受賞した研究題目・論文タイトルは,「Multi-area Imaging Device by Using Implantable Image Sensors for Simple Brain Functional Imaging」。

同氏はこの研究において,システム構成が小規模な脳機能計測デバイスとして,複数のイメージセンサーによる脳内埋植型多点撮像デバイスを開発している。発表では,複数のイメージセンサーを省配線で接続した多点撮像デバイスを試作し,動作を評価した。この技術は,小動物向けの脳機能計測の自由度をより拡充するものだとしている。

同賞はポスターセッション発表者のうち優れた3名を表彰するものとして,ポスターセッション発表者23名のうち3名にAsia Pacific Society for Materials Researchから贈られた。

その他関連ニュース

  • ナイスステップな研究者2024,光学分野から2名選出 2024年12月18日
  • 第2回オフシェル科学大賞,横国大の瀬川氏が受賞
    第2回オフシェル科学大賞,横国大の瀬川氏が受賞 2024年12月10日
  • 公大,1台のカメラで薄膜の皺の大きさを測定 2024年11月22日
  • ソニー,CMOSイメージセンサーを産機向けに商品化 2024年11月19日
  • 三菱電機,RIR光学技術など電気科学技術奨励賞受賞 2024年10月30日
  • 元KDDI総合研究所研究者,C&C賞を受賞 2024年10月24日
  • NHK技研,フレキシブルなイメージセンサーを開発 2024年10月23日
  • 東芝テリー,2024年度VISION賞を受賞 2024年10月16日