住友電気工業は,モロッコ王国太陽エネルギー庁(Moroccan Agency for Sustainable Energy:MASEN)と実証契約を締結した「1MW集光型太陽光発電(CPV)プロジェクト」の設備が完成し,現地時間の11月10日に竣工式を執り行なったと発表した(ニュースリリース)。
これは今年5月に公表したMASENとの実証契約に基づくもので,6月より建設を行なっていた同社のCPVを用いたメガワット級発電プラントが完成し,現地時間11月10日にモロッコ王国ワルザザート市で竣工式を行なった。
同社は今回のメガワット級発電プラント運用実証開始を弾みとし,モロッコだけでなく中東諸国をはじめ世界各地の高日射地域でCPV事業の展開を進めていくとしている。