ソニーは,イメージング・プロダクツ&ソリューション事業を担う100%出資の新会社「ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社」を設立することを決定した(ニュースリリース)。
ソニーは今後,同社内の民生用カメラ事業,放送・業務用製品を中心としたソリューション事業,及びメディカル事業などを担当するイメージング・プロダクツ&ソリューションセクターの機能を新会社に移管し,2017年4月1日の営業開始を目指す。
同社の代表取締役社長には,ソニーの執行役で,イメージング・プロダクツ&ソリューション事業担当の石塚茂樹氏が就任する予定。
ソニーは2015年2月18日に発表した中期経営方針において,株主視点に立った結果責任・説明責任の明確化,持続的な利益創出を念頭においた経営,意志決定の迅速化と事業競争力の強化を徹底するため,同社内の事業部門で運営してきた事業を順次分社化していく方針を示し,推進してきた。
今回の新会社の設立も,この方針に基づくものであり,今回の事業移管により,ソニーグループの主要事業は全てグループ子会社で運営されることになる。