スタンレー電気は,フレキシブル基板上にアレー化したLEDを試作し,IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC」に参考出品した。
これは24×8(192個)の青色LEDをポリイミド基板上にアレー化したもので,R70mmのフレキシブル性を確保している。現在のところ,駆動回路が大きくフレキシブル化もされていない。またLEDの特性上,赤色は使用できず青色か緑色になるという。
こうした制約は大きいものの,フレキシブルな表示デバイスとして既にある有機ELに比べ,LEDは価格で優位なため,比較的シンプルな表示パターンで,安く作りたいウェアラブルデバイスなどに応用できるのではとしている。