リンクスは,7月より,産業用デジタルカメラに最適なCマウントレンズ「Basler Lenses」(バスラーレンズ)のセット販売を開始した(製品ページ)。
「Basler Lenses」は産業用デジタルカメラメーカーである独Basler社が,カメラメーカーの視点から開発したオリジナルのCマウントレンズ。近年種類が増えてきている 1/2.5″以下の小型のセンサ向けに設計されており,過大なイメージサークルやF値を見直すことにより大幅なコストカットを実現した。
また,メガピクセル対応のため,サイズが2.2μmと極小なピクセルでも端までくっきりとした撮像が可能。
リンクスでは,画像処理を行ないたいユーザーがよりレンズを選びやすくなるよう,500万画素カメラとレンズをセットにした「5M Vision Set」と,全6種のレンズと接写リングをセットにした「Basler Lenses Set」の2つのセットを用意した。
「5M Vision Set」は,「Basler Lenses」ともっとも相性の良いBasler社製の500万画素のエリアセンサーカメラ1台と,レンズ1個のセット。カメラのインターフェースはUSB3,GigEより選択でき,モノクロ,カラーも選択することができる。また,レンズの焦点距離も 6種類(4,6,8,12,16,25mm)の中から選ぶことができる。
もう一つの「Basler Lenses Set」は上記6種類のレンズと接写リング6種をまとめた,社内評価や検証に最適なセット。今回セット向けの特別価格として,単体で購入した時よりも最大で18%ほど価格が抑えられている。