豊田合成,世界トップレベルの高効率LEDを開発

豊田合成は,省エネルギー社会の実現に向けたLEDの新製品として,世界トップレベルの高効率となる200 lm/Wを実現した照明用LEDパッケージを開発し,サンプル出荷を開始する(ニュースリリース)。

開発した製品は,青色LEDチップと蛍光体を組み合わせた構造で,主にLEDチップとパッケージ材料の改良によって,世界トップレベルとなる高効率化を達成した。

特長は,「小型」「高効率」に加え,熱硬化性樹脂材料を採用することで,耐熱性と耐ガス性に優れる「高信頼性」を実現している。

開発した製品のサンプル出荷は3月から開始し,またコスト対応力に優れた185 lm/Wの製品も同時に開始する。今後は,本年秋ごろを目途に,更に高効率化した製品も開発する予定としている。

1. 商品名 TG White 30 H TG White 30 E
2. パッケージタイプ 3030 3030
3. サイズ(mm) 3.0×3.0×0.65 3.0×3.0×0.65
4. 搭載チップ数 2 1
5. 効率※3 200 lm/W
(世界トップレベル)
185 lm/W
6. サンプル出荷開始時期 2016年3月~
7. 量産予定時期 2016年4月~
8. 用途 照明用途(電球タイプ、蛍光灯タイプ、ダウンライト、シーリングライトなど)