竹中システム機器,国内初「光切断方式3D計測用カメラ」

竹中システム機器は,国内初となる「光切断方式3D計測用カメラFD500GE」を4月27日に発売した。価格は600,000円(税別、レンズ別)

この製品は高解像度を要する物体の高さ計測や精密さを要する各種外観検査用途に開発されたもの。

グローバルシャッタ動作のCMOS撮像素子を搭載。ROI読み出しにより高速撮像ができる。プロファイルデータをカメラ内部で演算(重心計算方式)し出力,リアルタイムに処理する。またランダムシャッタ機能により外部信号との同期動作が可能なため,ロータリーエンコーダなどを用いた等間隔の計測が可能。

レーザのスペックルノイズ軽減の為フィルタ機能を搭載。画像表示用ソフトウェア(FD3-Viewer)およびソフトウェア開発キット(SDK)を標準付属,撮影画像(モノクロ)を3D(カラー)画像に同時変換,画像キャプチャーボードレスでPCへの画像取り込みができる。

主な特徴は以下の通り。
●500万画素 ●210プロファイル/秒 ●水平画素2,560(業界最多)●GigE Vision方式準拠