コニカミノルタは,TOF(Time Of Flight)方式で垂直方向に最大24レイヤ,水平画角最大180度の広範囲スキャンが可能なレーザレーダを開発した(ニュースリリース)。このレーザレーダは,夜間でも街灯などの明かりに影響されず,人と地形・構造物などの物体を区別しながら,人や物体をリアルタイムに検知・観測することが可能。
クラス1のレーザを用い,車両(リフレクタ)で100m以上,人でも50m以上の測定距離を持つ。垂直方向に最大24レイヤ,水平画角最大180度の広範囲スキャンが可能で,この画角とリアルタイムを両立し,高精細な三次元情報の取得ができる。また外乱光にも強い。
同社ではこのレーザレーダを,自動運転/高度運転支援システムの開発や建機・物流搬送機器・移動ロボットなど,様々な領域での活用を見据え,さらに開発を進めてるとしている。
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