オーシャンフォトニクスは紫外LED測定用積分球システム「IRRAD-Maya-UVLED」を開発,販売を開始した(ニュースリリース)。
紫外LEDの研究開発にあたっては,大型で高価なシステムだけでなく,手軽に測定が行なえる取り扱いの容易なシステムが求められていた。今回こうしたニーズに応え,発光波長が210~410nmの紫外LEDを簡便に計測できるシステムを開発した。
IRRAD-Maya-UVLEDは感度補正されたシステムのため,ユーザによる感度校正を必要とせず,サンプルと点灯用電源を用意するだけですぐに測定が可能。採用した分光器はコンパクトながら裏面入射型,高S/Nタイプで高精度の測定を実現する。
また,ユーザの測定に合わせ,オプションとしてサンプルホルダ,温調制御モジュールの特注,電源制御・判定機能などといったソフトウェアの機能追加にも対応する。今後新製品は紫外域LEDの研究開発を行なう照明メーカ,大学・研究機関に向けて販売を行なうとしている。