トプコン,眼科用パターンレーザ光凝固装置に新モデルをラインナップ

トプコンは,従来に比べ短時間で低侵襲且つ患者の疼痛を軽減した光凝固が可能な眼科用パターンレーザ光凝固装置「PASCAL®」に,白内障などの中間透光体に混濁がある場合に影響を受け難い638nmの赤色レーザを装備したモデル「Synthesis TwinStar」を追加ラインナップした(ニュースリリース)。

この製品は黄色(577nm)と赤色(638nm)の2色を搭載する。これにより同シリーズは,黄色又は緑色の単色レーザ搭載モデル,黄色+赤色の2色のレーザを搭載したモデルの計3種類となった。2014年6月末より受注を開始し,2014年9月初旬に販売を開始する。

今回の製品も従来のシリーズ同様,次の照射スポットへ瞬時に誘導することができ,パルス間隔1msec以下の高速パターン形成と従来型レーザで出力の際に生じるエネルギームラを軽減できる。また,設定可能なスポット径に対して,それぞれ独立した個別のファイバを採用することにより,すべてのスポット径で深い焦点深度を確保することが可能となり,均一で鮮鋭なエッジの照射痕をパターン内すべてのポイントで実現する。