ディスコ,φ300mmウェーハに対応したステルスダイシングレーザソーを開発

ディスコは,ステルスダイシングレーザソー「DFL7361」を開発した。2014年4月に発売する予定。ステルスダイシングとは,レーザを被加工物(ワーク)内部に集光することで任意の位置に改質層を形成し,テープエキスパンドなどにより,チップに個片化するダイシング技術。

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様々な製造プロセスが検討されているTSV(through silicon via シリコン貫通電極)構造を用いたデバイスなどは,ウェーハ種類やグラインダとの接続方向などに多くのバリエーションが有り,それらに応じた装置側での柔軟な対応が求められている。

従来のステルスダイシングレーザソーはフレーム搬送とウェーハ搬送で別の装置が必要だったが,「DFL7361」は搬送部品やチャックテーブル等の加工部など,全てのパーツを両方の搬送方式に対応させることで,装置の増設や部品交換を行なうことなく,搬送方式の切り替えができる。

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