新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の省エネモデル事業として、ウズベキスタン共和国の首都タシケントにある、ウズベクエネルゴ社タシケント熱電併給所内に高効率ガスタービンコジェネレーションモデル設備が完成、実証運転を開始した。
この設備は、高効率のガスタービン(電気出力2万7000kW)と排熱回収ボイラーで構成。同国内のほぼ全発電量を占めるウズベクエネルゴ社のエネルギーインフラを通じて高効率に電力、熱が供給されることで、稼働する旧式の天然ガス火力発電所等での焚き減らしが可能となり、10%程度の省エネと、年間4万1千トンのCO2削減が見込まれている。
本事業は、NEDOの委託を受けた東北電力が担当。NEDOは、本事業を足がかりに、ガスタービンコジェネレーション技術の同国内及び周辺国への普及を目指す。
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