東芝メディカル,80列/160スライスCTをフルモデルチェンジ

東芝メディカルシステムズは,高速・高精細・低被ばくを高い次元で実現しつつ,施設の設置スペースや電源などの環境に柔軟に対応できる80列検出器/160スライスCT「Aquilion™ PRIME」(アクイリオン プライム)の国内販売を開始する。

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80列検出器と1回転0.35秒スキャンにて,独自の高精細0.5mmスライスにても高速撮影を実現する。64列から80列への検出器多列化による1回転でのカバー範囲の向上,データのサンプリング精度を従来の約1.5倍に向上する80列検出器専用により,全身領域で高い時間分解能を実現した。Aquilion 64列シリーズに比べ,0.5mmスライスの高精細画像はそのままに,約2倍の速さで高速撮影が可能となる。

高画質と低被ばくというトレードオフを解消させるために,低線量撮影技術「AIDR 3D」を標準搭載した。撮影部位を選ばず,全身のCT検査に適用でき,画像ノイズで最大50%,被ばく線量で最大75%の低減効果を発揮する。最新の再構成システムの開発により,「AIDR 3D」を用いても最大60画像/秒の高速画像再構成を実現した。

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