豊橋技術科学大学は,次世代シミュレーション技術者を養成するための教育プログラム用に,スーパーコンピュータシステム「次世代シミュレーション技術教育計算機システム」を導入する。
同大は「V‐V」(Validation and Verification),シミュレーションの妥当性と結果の正当性を検証できるような次世代シミュレーション技術を「開発できる」,「使いこなせる」人材を育成することを目的とする新しい教育プログラムを実施しており,その中で活用するもの。
このシステムは,低価格で汎用的なPCサーバを高速ネットワークで大量に並列接続して1つのシステムとして動作させる「PCクラスタ」と呼ばれる方式もの。日立製作所が提供する,345.6GFLOPSの理論演算性能と64GBのメモリ容量を1ユニットに高密度実装した新型のテクニカルサーバ「HA8000-tc/HT210」30ノードから構成される。
また,利用者にオンデマンドでHadoop環境を提供するシステム基盤は,「日立クラウド基盤導入ソリューション Powered by Apache CloudStack」によって構築される。
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