東芝,一つのICで8個のRGB-LEDを点灯することのできるLEDドライバを発売

東芝はLEDディスプレイやイルミネーション機器用に,一つのICで8個のRGB-LEDを点灯することのできるLEDドライバIC「TB62D612FTG」を製品化,3月から量産を開始すると発表した。

新製品は,アノードコモンのLED制御システムに対応しており,7bitのPWM階調制御回路と24ch定電流ドライバを内蔵。定電流回路は,8chずつの3つのブロックに分割され,それぞれ外付け抵抗で電流を設定できるので,RGB-LEDの駆動に最適となっている。

また,3本のID端子でドライバICにアドレスを設定でき,最大64個のICの個別制御が可能。PWM階調やアドレス選択の設定は,アドレス制御(2線)によるインターフェースでコントロールされるので,基板配線簡易化によるエリア削減が可能となる。さらに,独自の気中放電対策回路によるノイズ特性の向上を実現した。サンプル価格は150円。