裾野の広い研究費配分に期待

このところ新聞紙上などで,量子技術関連のニュースが再び目に付き始めました。秋には本格化する来年度予算編成に向けて,審議会報告が出たり,関係の方々が観測気球を上げておられるのではと思いますが,とにかくわが国でも,量子技術に係る研究開発に本格的に取り組むべく,新たな施策方針を策定したり,研究拠点を数ヶ所設置したりなどの準備が進められているようです。

ちょっと古めですが,Optics & Photonics News,Feb.2018に,2015年に世界各国が量子技術に投入した非機密的研究資金,総額15億ユーロ(約1,900億円)の国別内訳(マッキンゼーによる推計)が示されています。

それによると,EU全体;5.5億ユーロ(内,ドイツ;1.2億ユーロ),米国;3.6億ユーロ,中国;2.2億ユーロなどとなっているのに対して,わが国は0.63億ユーロ(~80億円),英国,カナダ,オーストラリア,スイスなどより少なくなっています。

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