デンソー,軽自動車向けレーザレーダを開発

デンソーは,軽自動車初となる衝突回避・衝撃緩和等に寄与するシステムのセンサとして搭載される新型レーザレーダを開発した。この装置は昨年末に発売された「ダイハツ ムーヴ」の衝突回避支援システム「スマートアシスト」に採用されている。

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このレーザレーダは,市街路や渋滞といった低速域での使用を念頭にスキャンする領域,距離を設定することで,レーザ光発信の機構を簡素化した。また,ECU(エンジンコントロールユニット)機能を有する信号処理基板の採用により,従来,別部品となっていたECUを統合し,システムからECUを削減することに成功。こうした技術や,小型レンズの採用等により,求められる性能を確保したうえで小型化(幅132mm×高さ134mm×奥行き46mm)・低コスト化を実現した。

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