量子ビームは学術から産業にわたる広い分野において、その研究開発を支える重要な ツールとして欠かせない役割を担っています。
KEK 放射光実験施設(PF)とJ-PARC 物質・生命科学実験施設(MLF)は比較的近い距離に 位置し、放射光・陽電子と中性子・ミュオンの それぞれの特徴を活かした マルチプローブ利用による新しいサイエンスも広がりを見せています。
2015年度から始まった量子ビームサイエンスフェスタは、施設スタッフとユーザーとの 情報交換の場であるだけでなく、異なるプローブを用いる研究者間の交流を通して 将来の量子ビーム利用研究のあり方を考える場となることを目指し、開催されてきました。
ポストコロナ時代が本格化し、学術会合のスタイルも変わりつつあります。 以前は対面が主流でしたが、コロナ制約下でリモートが台頭し、新たな局面が生まれました。 ここ数年でリモートでの会合の利便性が広く認識されていますが、一方で 対面開催の魅力も再評価されています。9回目を迎える今回は、あえて対面開催主体の プログラムを設定する予定です。
水戸での現地開催は6年ぶりとなり、久々の懇親会も計画しております。 今回のサイエンスフェスタが最新の量子ビーム活用技術と最先端の学術研究の融合が 進む機会となりますよう、ご活用いただければ幸いです。
多数の皆様のご参加をこころよりお待ち申し上げております。
2023年度量子ビームサイエンスフェスタ
実行委員長 宮田 登
実行副委員長 熊井 玲児
会議詳細
- 参加費:
- 無料
- URL:
- https://www2.kek.jp/imss/qbsf/2023/
お問合せ先:量子ビームサイエンスフェスタ事務局
E-mail:qbsf2023-office@cross.or.jp