高速波長可変レーザーと広帯域光音響顕微鏡 1. はじめに 光と超音波を併用した3次元イメージング技術である光音響イメージング(PAI)は,光干渉断層法に代表される光のみを用いた技術と比較して,深部の可視化が可能であり,また超音波断層法に代表される超音波のみを用い […] 2019年11月19日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第47回 著者:(国研)理化学研究所 丸山真幸
新生児医療へのIoT導入の挑戦 1. 医療分野へのIoT導入 IoT(Internet of Things)とは,モノ同士がインターネットを介して接続され,お互いに通信しあい情報を共有し,制御しあう概念である。1999年にIoTが提唱され,約20年にな […] 2019年10月03日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第46回 著者:横浜国立大学 太田裕貴,稲森 剛,磯田 豊 横浜市立大学魚住 梓,伊藤秀一
ToFセンサーを用いた協調ロボットの安全対策のための近接覚センサー 1. はじめに 本稿では,我々が提案している協調ロボットの安全対策のためのToFセンサーを用いた近接覚センサーについて紹介する1〜3)。産業用ロボットは,自動車産業を中心に様々な分野で利用されている。これらの多くの産業用 […] 2019年09月04日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第45回 著者:福岡大学 辻 聡史
偏光ドーナッツビームを生成するワンチップレーザ 1. はじめに 生命科学分野の発展に伴い,レーザ顕微鏡やバイオセンサ等の高分解能化や高感度化を実現するため,さまざまなアプローチで,微小な光場を形成する手法が提案されている。光の波長(λ)とレンズの開口数(NA)で決まる […] 2019年08月02日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第44回 著者:京都工芸繊維大学 北村恭子
トンボから発見された紫外線反射ワックス 1. 「トンボのめがね」が見ている世界 「とんぼのめがねは,水色めがね。青いお空をとんだから♪」 トンボの成虫は大きな複眼を持ち,基本的に視覚で相手を認識している。そのため,オスとメスで全く異なる色の種類が多く,さらには […] 2019年07月10日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第43回 著者:(国研)産業技術総合研究所 二橋 亮
ITOおよびIZOに代わる酸化インジウム系透明導電材料開発の試み 1. はじめに 透明導電酸化物(Transparent conductive oxide, TCO)の主な用途は,スマートフォン,カーナビあるいは銀行ATMなどで身近に見られるタッチパネルであり,その透明電極として用いら […] 2019年06月07日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第42回 著者:工学院大学 相川慎也
低温レーザー照射による機能性セラミックスのマイクロ配線化プロセス 1. はじめに 本稿では,レーザー直接描画によるセラミックス材料の低温マイクロ配線化技術について紹介する1)。近年,印刷によるデバイス形成技術であるプリンテッドプロセスが注目を集めている。微細加工の王道は,極めて高い加工 […] 2019年05月13日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第41回 著者:山形大学 西山宏昭
バンドギャップ(BG)制御されたグラファイト状窒化炭素の新規合成法の開拓~BG=2.7–0 eVの自在制御への挑戦~ 1. はじめに 現在,エネルギー消費は増加の一途をたどり,温室効果ガスの放出も増加している1, 2)。脱化石燃料が唱えられる中,新たなエネルギー生産サイクルの確立に向けて基礎から応用まで広く研究が進んでいる。光エネルギー […] 2019年04月05日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第40回 著者:山形大学 石﨑 学,栗原正人
ホログラム光学素子と信号処理を融合したイメージング技術 1. はじめに 体積ホログラムとは,三次元的な屈折率分布構造を有する弱散乱体である。角度・波長選択的な光波の記録・再生が可能であることが特徴である。光学素子としての利用も可能であり,体積ホログラムにより実現される光学素子 […] 2019年03月11日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第39回 著者:東京工業大学 中村友哉
光デバイスの超高密度実装を可能とするFGHP®テクノロジー 1. はじめに 近年,照明のLED(Light Emitting Diode)化が進み,照明分野における省エネルギー化に貢献している。その一方で,体育館などで使用される大光量照明分野については,LED照明に置き換えた結果 […] 2019年02月08日 若手研究者の挑戦 若手研究者の挑戦 第38回 著者:鹿児島大学 水田 敬