去る6月18~20日の3日間,光産業見本市「Photonics Festival in TAIWAN」が台北南港展覧館において開催された。主催者発表によれば,来場者数は3日間合計で33,187人だったとし,昨年比9%増加したという。
これまで台湾における光産業はLED,ディスプレイ,太陽電池が支柱となっていたが,今回の展示会で特に注目を集めたのが植物工場と3Dプリンタだ。植物工場に関してはLED光源による葉菜類育成ユニットが数多く展示され,LED照明とともに有望な成長分野として期待されている。
一方の3Dプリンタだが,「第3の製造革命」と言われる3Dプリンタを用いたものづくりの波は台湾にも押し寄せており,展示会ではインクジェット方式のものからレーザを利用する装置に来場者の関心が集まった。
展示会ではレーザ,光学関連企業も多数出展しており,これらを含めたレポートは月刊OPTRONICSでお伝えしたい。是非ご覧下さい。