米国オバマ大統領が4月支持を表明したFCC(米国連邦通信委員会)のSTB(セットトップ・ボックス)市場開放案に対して,ハリウッド関係者からの懸念が新たに提出された。コンテンツや著作権保護等に支障が生じるのではないかという心配だ。
セットトップ・ボックス,すなわちテレビ/モニターに接続してケーブルテレビ(CATV)や衛星放送,地上波などの放送映像を視聴したり,各種サービスを利用したりするための機器である。これに関する新案がFCC内にて可決,提出されたのは本年2月に遡る。新案には,セットトップ・ボックスとしてサードパーティ製品の利用を認める,いわゆる市場開放などの内容が含まれていた。
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