カリフォルニア州シリコンバレーの地元紙主体で毎年発表されている当地のハイテク企業トップ150社,および非ハイテク企業(と言うと,やや語弊があるが)25社の2014年度版が発表された。これらは当地域に本社拠点のある上場企業を,年間の総売上額によってランク付け毎年発表しているもので,今回は30周年目に当たる。表1にハイテク150社のうちトップ20社,表2に非ハイテク25社のうち5社を掲げておく。
今年最も注目を集めたのはApple社。ハイテク企業のトップというだけではなく,非ハイテク企業も含めた総合順位でも一位に輝いたことである。これまで総合トップの座には,石油・天然ガスの巨大企業シェブロン社があった。Apple社は,これまでの勢いに加え昨年はiPhone 6の売行き好調等を受け,年間総売上額は2,000億ドル(約24兆円)に届く勢いであった。一方,巨艦シェブロン社は,一昨年より約一割ダウンの約1,923億ドル(約23兆円)に留まった。
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