(マーケティングの一般則)
私は技術調査の仕事が多かったのですが,周りにはマーケティングの専門家もいました。その内の一人が教えてくれた法則があります。私は知らなかったのですが,後日聞いたところでは結構良く知られている法則です。
「セールスマンには,セールス相手と同い年の子供がいる」です。ベテランは,玄関の靴を一瞥しただけで子供の年齢を相当正確に推測することができるそうです。「うちにも同い年の子供がいて,最近生意気になりまして」てな調子だそうです。
スマホの営業店では,営業担当にお客と同年代の親がいることも,上の法則と同じ類です。お客の生年月日の記述を見て「うちの親も同じ年代なのですが,お客様よりだいぶ老けてます。お若いですね」てなことになります。
(技術のマーケティング)
技術のマーケティングでよくいわれるのが,「その技術でしかできないことを伝える」でしょうか。これまでの技術ではできなかったこと,その技術でしかユーザに与えられないベネフィットの質や量を伝えることです。
特に新しく開発された技術の場合,ユーザ側にその技術についての知見はありません。したがって,技術の新しさを説明することは結構困難です。ユーザの立場に立って,売りたい技術を既存技術と比較します。
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