(原理的にはできるというデバイスの使い方)
実は,LEDは受光素子にもなります。発光と受光は逆プロセスですので,効率を無視すればどちらでも使えます。しかし,LEDはもちろん発光素子ですので,発光している状態で同時に受光しても,現実的に使えるレベルでの信号検出はできません。
一時期,個人的に興味を持ったのが,音波を伝送するデバイスとしての光ファイバでした。興味にまかせて調べたら,海外の大学での実験例を見つけたことがあります。光と音波の波長は全く違うので,長距離の伝送は無理で,通信手段としては現実的ではありません。
技術に関して,「原理的にはできるけれど,現実には使えない」ものは他にもたくさんあります。もちろん,技術に関連しない分野にもあります。以下は,調査やコンサルテーション分野での事例です。
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