液晶性を活用した実用的な有機薄膜トランジスタ材料

1. はじめに

液晶相とは液体と固体の中間相であり,分子が自己組織化によりある種の凝集構造を取る物質を液晶物質と呼ぶ。通常,この液晶物質の液晶相に電圧を印加し分子配向を変え光の透過率を変化させることで液晶ディスプレーが動作する。現在の高精細・高速応答の液晶ディスプレーの実現にはアクティブマトリックス駆動が必須で,バックプレーンと呼ばれる薄膜トランジスタが重要となる。

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