心配量一定の法則

(産業黎明期の人材)

産業調査に関係する者としては,どのような産業でも新たに成長が始まるような時期を経験できることは貴重です。新しい技術,製品が続々と登場し,新たな成長企業も登場し,とにかく賑やかです。

このような時期には,個性の強い技術者,経営者が活躍されることが多いようです。一方,安定成長の段階になると路線も明確になり,あまり個性的な人材は目立たなくなるような気がします。

(心配についての法則)

オプトエレクトロニクスが産業として成長を始めた時期にも,多くの個性の強い方々が活躍されました。そのような方のお一人の主張されていたのが「心配量一定の法則」です。あるプロジェクトの全関係者が抱く心配量の総量は一定であるという主張です。

したがってあるプロジェクトで,関係者の一人が大きく心配していれば他の人はちょっと心配するだけで良いわけです。この主張をされたご本人は,いつも率先して多めの心配量を担当されていたことを覚えています。

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