トラブルのモデル

(ボタンの掛け違い)

システム事業部門に,ボタンの掛け違いの話が好きな同僚がおりました。どこかで起きた誤りが途中では全く気が付かれずにスルーされ,しかし最後には自動的かつ確実に発見されるという話です。自動的かつ確実に発見されるという点では,筋の良いミスです。

彼の職場では,並列的に進められているシステム開発が何かの事情でちぐはぐになることは少なくなく,そのような現象を表現するのには,ボタンの掛け違いは効果的なモデルだったようです。

(相談業のボタン)

一方,私が関係していた業務はコンサルティングですので相談業です。基本的に対人サービス業です。打ち合わせや報告はそれなりの頻度で行ないますので,ボタンの掛け違いが起こっても直ぐに訂正されます。

したがって,最終報告会で予想外のボタンの掛け違いが発見されトラブルになることはありません。それまでに繰り返されたミーティングで,プロジェクトの前提,目標,結果についての共有が図られているからです。

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