日本電気硝子子会社,太陽光発電によるVPPAを締結

日本電気硝子の子会社であるマレーシアNippon Electric Glass Sdn. Bhd.(NEGM)は,再生可能エネルギー電力発電事業者であるDitrolic Energy Holdings Sdn. Bhd.の特別目的会社のRes Hijau Sdn. Bhd.とVPPA2(仮想電力購入契約)を締結した(ニュースリリース)。

VPPAは,需要家の敷地外で発電された再生可能エネルギー電力の環境価値のみを仮想的に需要家が調達する手段で,マレーシアでは2023年に政府が提供するプログラムであるCGPP(Corporate Green Power Programme)の下で認可を得た企業のみが行なうことができるという。

今回同社が調達するのは,Ditrolic Energyがマレー半島北部に新たに建設する太陽光発電所由来の環境価値であり,実質的なCO2削減効果は年間約41,000t-CO2になる。

同社は,このプロジェクトは,カーボンニュートラルを目指すNEGグループにとって重要な意味があり大きな一歩になるとしている。

その他関連ニュース

  • JDI,台湾Innoluxとコントラスト690倍のOLEDで提携 2024年12月03日
  • ソーラボとInfleqtion,QT開発加速に向け提携発表 2024年11月22日
  • 千葉大,目的生成物を自在に選べる光触媒を発見
    千葉大,目的生成物を自在に選べる光触媒を発見 2024年10月07日
  • 国内太陽光発電導入容量は5,040MWと前年より減少
    国内太陽光発電導入容量は5,040MWと前年より減少 2024年08月30日
  • パナ,プロジェクター事業でオリックスと提携
    パナ,プロジェクター事業でオリックスと提携 2024年08月01日
  • 京セラら,軽量太陽光発電システムの実証実験を実施 2024年06月13日
  • 積水化学ら,ペロブスカイト太陽電池の設置実証実験 2024年03月28日
  • OIST,太陽光発電の変動性評価における新手法を開発 2024年03月13日