光・レーザー関西(OPK2024 7月17日,18日 マイドームおおさか)にてPULAX(ブースNo.O-17)は,「照明付き超小型工業用内視鏡」と「小型分離ヘッドグローバルシャッターカメラ」をデモ展示している。
照明付き超小型工業用内視鏡は,LED照明付きで最小1.25mm角の超小型ヘッドを実現している。画角は120°,焦点距離は0.175mmとなっており。照明なしのものは最小1.05mmで画角は120°,焦点距離は0.418mmとなっている。画素数はいずれも400×400。
小型分離ヘッドグローバルシャッターカメラは液体レンズを搭載しており,リモートオートフォーカス機能を実現している。液体レンズは導電性液体の電圧を印加することで絶縁性の液滴の形状が変化し,かける電圧によって拡散レンズ・平面レンズ・集光レンズとなる。
また、機械式をはるかに上回るスピードで高速ピント調整が可能。可動部品が一切なく,数億回サイクルに及ぶ耐久性を持っている。産業用ロボットなど工業用製品・装置組込みに最適としている。