光技術総合展示会「OPIE’24」において,半導体電子機器を取り扱う専門商社のシリコンテクノロジーは,米国通信機器メーカーのBROADCOMが開発した各種光センサーをOPIEで出展している(ブースNo.K-43)。
このうち,小型化を実現した高精度なToFセンサーがあり,ブースで注目を集めている。視野角は最大12.4°×6.2°で,最大 32 ピクセルを備えている。周囲光抑制により,100k lux以上の屋外環境での使用に適しているという。サイズは12.4mm×7.6mm×7.9mm の小型となっており,最大3kHzのフレームレートをサポートする。
検出距離は50mまでとなっており,現在80mを開発中という。用途としてはドローンの発着時の距離計測,アームロボットの干渉防止,AGV(無人搬送車)の衝突防止などが想定されており,こうした分野への売り込みを広げたい考えだ。