シャープ,XR技術などの新規事業開発の新拠点を開設

シャープは,XRをはじめとする新規事業の開発拠点「SHARP XrossLAB」を東京都千代田区内神田に開設したと発表した(ニュースリリース)。

同社は,通信技術や小型・軽量化技術など,スマートフォンやモバイル機器の開発で培った技術やノウハウを活かし,XRをはじめとする新規事業の創出に取り組んでいる。

第一弾として,VRヘッドマウントディスプレーの今夏の商品化に向けた開発を進めており,同時にさまざまな分野における用途やソリューションの開発を,パートナー企業と連携して推進している。

開発拠点は,こうした動きを加速させるべく開設した。商品企画や開発のメンバーを配置し,技術・商品開発を行なうほか,営業拠点の役割も担うという。

さらには,アクセスの良さを活かし,パートナー企業との共創の場としても活用。開発中の技術やプロトタイプのデモンストレーションを交え,ユーザーが得られる体験や価値のイメージの共有を図りながら,さまざまな企業との共創に取り組むとしている。

その他関連ニュース

  • santec,光部品の生産能力増強のため新工場を設立 2024年11月05日
  • TDK,可視光フルカラーレーザー制御デバイスを開発 2024年10月09日
  • 慶大ら,休憩でVR酔いを低減できることを発見 2024年09月30日
  • ソニー,業界最小のOLEDマイクロディスプレー開発 2024年09月24日
  • 積水化学,自動車HUD用中間膜向け増産ライン設置 2024年08月01日
  • 浜ホト,半導体レーザーの増産に向け新棟建設 2024年07月31日
  • JDI,VR/MR用超高精細ディスプレーを開発 2024年06月28日
  • 三菱ケミ,EUV向け感光性ポリマー生産能力を増強 2024年06月17日