発売オーシャンフォトニクスは,米OceanOptics製ファイバマルチチャンネル分光器「Ocean SR6」の販売を開始したと発表した(製品ページ)。
この製品は,PCインタフェースにUSBを採用しプラグアンドプレイを実現した小型のファイバ入力式マルチチャンネル分光器。裏面入射型の2D CCDを採用し,特にUV域での感度が向上しているという。
安定性を要するUV域での吸光度測定,蛍光測定,プラズマ測定などのアプリケーションに適しているとし,ユーザ側でスリット交換が可能なため,1台の分光器で測定に応じた波長分解能,スループットを選択できる。
また,レーザー特性評価,プラズマ測定のみならず,UV域の透過率/吸光度測定や反射測定などの物性評価など多種多様な測定に対応可能。クロスプラットフォームソフトウェア開発キット(SDK)である「Ocean Direct」が付属しているという。
この製品の主な特長は以下のとおり。
・低価格,取り扱い簡便
・裏面入射型CCD採用でUV域高感度
・コンパクト(88.1×63.5×31.45 mm/275g)
・ソフトウェア開発キット(SDK)付属
・ユーザ交換可能なスリット
・簡易接続(ハードウェア):USBバスパワー
・簡易設置(ソフトウェア):OPwave+
・各種光源,ファイバ,プローブ,ホルダなど豊富なオプションアクセサリ
・OEM供給に最適なハードウェア&ソフトウェア環境