santec,偏波保持光スイッチを発表

santecグループは,低挿入損失な偏波保持光スイッチ「OSX-100」を開発したと発表した(ニュースリリース)。

1250から1670nmの広い波長範囲をカバーするこの製品は,PANDA型偏波保持ファイバーで構成されている。±0.005dBの優れた再現性,23dB以上の消光比(PER),1.0dB以下の挿入損失を有しており,光コンポーネントの生産や研究開発など様々な用途で利用できるとしている。

また,最大24の切り替えチャネルのSCまたはFCコネクタで構成されるが,要望に応じてより多くのチャネル数,カスタマイズされたファイバータイプおよび波長範囲も可能だという。

この製品は,USBまたはイーサネット経由のSCPIコマンドを使用して,あらゆる評価システムに容易に組み込むことが可能で,オプションのフロントパネルタッチスクリーンを選択すると,手動での操作も可能になるとしている。

その他関連ニュース

  • 香川大ら,大規模な空間多重光ネットワークを実証
    香川大ら,大規模な空間多重光ネットワークを実証 2025年04月02日
  • 古河電工,S帯集中ラマン増幅器を開発 2025年03月31日
  • 古河電工,ラマン増幅器用励起光源を大幅に省電力化 2025年03月31日
  • 東芝ら,1心ファイバーでデータと暗号鍵を多重伝送 2025年03月28日
  • NTT西ら,C+Lバンドの拠点間フィールド接続を実証 2025年03月25日
  • NEC,JAXA基金で光通信コンステレーション開発へ 2025年03月24日
  • 早大ら,テラヘルツ帯で4Gb/sの大容量無線通信実現 2025年03月11日
  • 富士通,800Gb/s光電融合プラガブルモジュール発売 2025年03月05日