独Baslerは,小型化・高画素化のニーズに対応するため,CMOSセンサーカメラ「ace2」シリーズのラインナップを拡充し,中国Gpixel製グローバルシャッターCMOSセンサー「GMAX2518」を搭載したモデルを追加したことを発表した(ニュースリリース)。
画素数18MP(4508×4096),ピクセルサイズ2.5µm×2.5µm,センサーサイズ1インチに対応した8つの新モデルは,Baslerレンズ「C11」にぴったりフィットし,コンパクトでありながら,必要な画質を低価格で実現しているという。
また,従来の5MPモデル「GMAX2505」・9MPモデル「GMAX2509」と同様に,USB3.0/GigE,モノクロ/カラー,ace2Basic(ビヨンド機能なし)/ace2Pro(ビヨンド機能あり)を選べるほか,徹底した試験を通過したその他アクセサリー,総合ソフトウェアパッケージの「pylon Camera Software Suite」とも組み合わせられ,ファクトリーオートメーション,ロボット,自動光学検査などコスト重視の用途で大きな威力を発揮するとしている。
Gpixel社製センサー搭載モデルは,微細なピクセルにより小型化・高画素化を実現していることが大きな特長だという。今回のラインナップ拡充により,「ace2」シリーズは,「ace2Basic」「ace2Pro」を合わせて110モデルに拡大。Gpixel製センサー以外にソニー製センサーも選べるほか,画素数2.3MP~24MP,最大フレームレート160fpsに対応可能だとしている。