光技術展示会「光とレーザーの科学技術フェア2021」(11月17日(水)~19日(金),東京都立産業貿易センター浜松町館)において,オプティカルソリューションズは,紫外域で使用できる拡散板「UFD(UV Fused Silica Diffusers)を展示している(紫外線フェア ブースNo.3U-03)。
合成石英をベースとした拡散板で,190nm~200nmより長波長側で80%~90%の紫外光を透過する。配光角は展示品の15°±15%(@240nm)のほか,25°±15%をラインナップ。共に外径はφ25,厚さ2mm,価格は4,800円(税別)となっている。
これまでも紫外光を拡散する光学素子はあったが,同社は独自のノウハウにより正確な配光角を測定することができる。これにより,規格化された製品とすることが可能になった。
サイズは最大150mm×150mmに対応。それ以外のサイズについては応相談としているほか,配光角のアレンジについては狭角,広角ともに現在開発中だとしている。
アプリケーションとしてウィルスの不活化や殺菌を見込んでいるが,UV硬化用途にも引き合いが多いという。