出光興産は,2021年1月からの出荷に向け,アジアで3カ所目の有機EL材料製造工場「出光電子材料(中国)有限公司 成都工場」の本格稼働を開始したと発表した(ニュースリリース)。
同工場は有機EL材料製造工場として同社3か所目。御前崎製造所(日本・静岡県,生産能力2トン/年),出光電子材料韓国(韓国・パジュ,生産能力8トン/年),に同工場を加えることで,同社グループの有機EL材料供給能力は合計で22トン/年となる。
同社では同工場の本格稼働開始にあたり,中国政府関係者や取引先など約100名の来賓が出席したオープニングセレモニーを,12月1日に実施した。